お正月には大活躍の漆器のお節のお重やお雑煮用のお椀ですが、使用頻度が少ないと洗い方やしまい方に迷うことも。長く大切に使うためにも漆を丁寧に扱いましょう。
※ご紹介するのは漆の重箱です。最近はプラスチック製の重箱もあるので、そちらは該当しません。
目次
やり方
②重箱の角の水滴は拭きにくいので、割りばしにペーパタオルや布を巻いて拭くと良いです。
③水滴が少なければ綿棒で拭くのもおススメです。
④しまうときには、重箱の間に柔らかい布やペーパタオルをはさみます。翌年まで長期保存する場合は、乾燥しにくい低めの場所にしまうと良いです。(コツ4)
掃除のコツ
コツ1 洗う時は指輪等は外す
漆は傷がつくとそこから水が入りはがれやすくなるので、指輪は外して洗うと良いです。
コツ2 素早く水気を切る
汚れを落とすために長時間水に漬けておくと漆を痛めるので、なるべくすぐに洗います。また、漆は表面に水の跡が残りやすいので、洗った後は柔らかい布ですぐに拭きます。手の脂も残りやすいので、手が直接触れないように気を付けます。
コツ3 食洗器や電子レンジは使わない
漆は急激な温度変化や乾燥に弱いので、電子レンジや食器洗い機にはかけないようにします。保存場所も、コンロの近くなどは避けます。
コツ4 保存方法
漆は乾燥しすぎると痛めるので、乾燥しにくい食器棚の低めの場所への保存がおススメ。お正月以外も適度に使用したほうが、乾燥しすぎるのを防げるので、漆器を長く大切に使えます。
今回使った掃除道具
ポチップ
ポチップ