酢水で畳を拭けばイ草の汚れもキレイにでき、中に入り込んだカビやダニの防止にもなります。畳をキレイにすれば、い草の香りを感じながら畳の上でゴロンと気持ちよく過ごせます。
注意:
このお酢による手入れ方法は決して「新しい畳」「表替えしたて半年以内」の畳にはやらないでください。新しいものは返って変色しますのでご注意ください。また表面が天然イグサ以外の畳も不要です。
やり方
②酢水で水拭きします。洗面器1杯(300~400ml)にお酢大さじ2程いれ、酢水を作ります。※バケツなどで作る場合は、お酢の濃度を5倍から10倍に薄めて酢水を作ってください。
⑤軽いカビはエタノールやパストリーゼ(アルコール)で取り除きます。歯ブラシで優しくカビをかきだし、雑巾やペーパータオルにパストリーゼを吹きかけ優しく拭きます。(コツ5)
掃除のコツ
コツ1:畳は優しくホコリ取りする
畳は傷みやすいので、掃除機やフロアワイパーを使う際には、畳の目に沿って優しくホコリ取りをします。
コツ2:ふすまの開閉部分のホコリ
輪ゴムを置いて、開閉を2.3度繰り返すことで輪ゴムにホコリが絡まり簡単にとれます。ふすまが開きづらくなる原因は「奥に溜まったホコリ」の場合が多いです。また、ホコリはダニやカビの原因になり、放っておくと畳の奥に発生しやすくなるので小まめにホコリ取りします。
コツ3:畳は水分や湿度に弱い
畳は水分に弱いので、水拭きしたらすぐにから拭きし、換気して良く乾燥させます。湿度が溜まるとダニやカビの原因にもなります。特に冬場は湿気が溜まりやすいので、窓を開けたり、除湿器を使うなどして注意します。観葉植物が湿気の原因になる場合もあるので置かないようにすると良いです。
コツ4:両手でから拭き・水拭きするとラクに
左手に酢水を含ませた古布、右手にから拭き用の古布を置いて、両手で拭いていくと効率よくラクに拭き掃除できます。(instagram @yururi.lifeさんより)
コツ5:エタノールやパストリーゼを使う場合の注意
エタノールやパストリーゼ(アルコール)は畳を傷つける場合があるので、目立たない場所で試しカビの部分だけに使うようにご注意ください。