お風呂掃除のやり方について詳しくまとめました。
浴槽・床の黒ずみ・カビ取り・排水溝・鏡の水垢など、どれも酸素系漂白剤のオキシクリーンやクエン酸を使えば簡単キレイになります。
天井・壁
いったんお風呂にカビが発生するとカビは天井に張り付き、いくら浴槽や床を掃除しても、またすぐにカビが生えてきてしまいます。フロアワイパーを使って、パストリーゼ(アルコール)で殺菌・防カビしてキレイなお風呂に。
- 時間:10分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:パストリーゼ/フロアワイパー/古布やキッチンペーパーン
やり方
①古布にパストリーゼをスプレーし、しっかり湿らせます。
② ①をフロアワイパー取り付け、天井の四隅からスタートし拭きます。天井と同じやり方で、壁も拭き上げます。
ポイント
- 頑固なカビは、はじめにカビ取り剤やオキシクリーン(酸素系漂白剤)をペーパータオルーに湿らせて拭き、水拭き・から拭きします。
- 上から水滴が垂れて目に入らないよう注意して行います
天井・壁掃除のカビ取りの詳しいやり方やコツはこちら
浴槽・洗面器・椅子などの小物
お風呂の残り湯を使って、オキシクリーンでオキシ漬けすれば、放っておくだけなのでとても簡単です。一緒にイスや洗面器もオキシ漬けすれば白くピカピカに。
- 時間:20分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:オキシクリーン/スポンジ
やり方
①お風呂の残り湯半分ほどに、オキシクリーンを付属スプーン5杯入れ、60度のシャワーをかけ一気に泡立てます。
②一緒に洗面器や、お風呂のフタなども漬け置きし、2時間~6時間置きます。
③漬け置きが終わったら、水でしっかり流しせばキレイに。イスや洗面器などの汚れがとれていない場合は、スポンジで軽くこすると落ちます。
ポイント
- オキシクリーンは40度~60度のお湯で完全に溶かすことで効果を発揮するためしっかり溶かしてください。
- 混ぜる際は、手荒れする可能性があるため、ゴム手袋と混ぜる棒をお使いください。
- 溶液を濃くし過ぎるとバスタブが変色する可能性があるため、入れすぎないようご注意ください。
浴槽・小物の掃除の詳しいやり方やコツはこちら
お風呂の床・タイル
こちらもオキシクリーンでオキシ漬けすれば、ゴシゴシしなくてもカビ取りが出来ます。通常の作り方より濃い目のオキシ液を作ることがポイントです。
- 時間:20分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:オキシクリーン/スポンジ
やり方
-
1
ポリ袋を二重にして、中に水を入れ縛り、排水溝に置いてフタをします。
2洗面器に60度のお湯を半分ほど入れ、付属スプーンのライン1の量のオキシクリーンを入れ、よく混ぜ溶かします。
3スポンジに②で作ったオキシ液をたっぷりつけ、床につけ伸ばしていきます。
320~1時間ほど置き、水で流せば真っ白くキレイに。
-
ポイント
通常より少なめのお湯で濃いのオキシ液を作りのタイルに伸ばしていきます。
タイルにオキシ液を伸ばす際には、タイルをこするのではなく刷り込み伸ばすイメージで広げていきます。
換気扇がついているとスグにオキシクリーンが渇いてしまうため、掃除中はオフにしておきます。
お風呂の床・タイル掃除の詳しいやり方やコツはこちら
排水溝
重曹とクエン酸を混ぜて炭酸を発生させることで、手が届きにくい排水溝の奥のヌメリや汚れも取ります。
- 時間:10分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:クエン酸/重曹
やり方
-
1
排水口のカバーについた髪の毛をとり、カバーを全て取り外します。重曹1カップを全体にふりかけます。
21カップの水(200ml)に小さじ1のクエン酸を入れ溶かし、それを重曹の上からゆっくり注ぎ発砲させます。
3そのまま30分~1時間ほど置きます。終わったら約50度のお湯でしっかり洗い流します。
-
ポイント
排水溝の奥にたまったカビやヌメリの栄養分は、髪の毛やせっけんカスです。毎入浴後にシャワーでさっと流し、髪の毛もとれば、排水溝のゴシゴシ掃除はほとんど不要に。
排水溝のカバーは洗面器に入れ、同様のやり方で付け置きすれば、手が届きにくい溝も簡単にキレイに。
排水溝掃除の詳しいやり方やコツはこちら
鏡の水垢
頑固な鏡の水垢は、クエン酸を使えば鏡を傷つけることなくキレイに。頑固な水垢はクエン酸パックが効果的です。
- 時間:20分
- 頻度:つどそうじ
- 道具:クエン酸/キッチンペーパー
やり方
-
1
水200ml、クエン酸小さじ1をよく混ぜ溶かしスプレーボトルに入れます。
2キッチンペーパーをしっかり湿らせ鏡に貼り、更に上からスプレーしてしっかり貼り付けます。
3上からサランラップでパックし、20分~1時間ほど置きます。頑固な汚れは一晩寝かせます。
3終わったらパックで使用したサランラップを丸めて、クエン酸をスプレーしながら擦りとります。
-
ポイント
ラップを丸め擦ることで、程よい摩擦が生まれ水垢をこすり落とすことが出来ます。
水垢がとれない場合は、クエン酸パックを2,3度繰り返すと段々と取れていきます。
鏡の水垢掃除の詳しいやり方やコツはこちら
シャワーヘッド
毎日使うモノなので、汚れていたらそれを浴びてしまうことにも。ヘッドの溝の部分には白い水垢が固まりがちです。クエン酸を使ってキレイにしましょう。
- 時間:10分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:クエン酸
やり方
-
1
洗面器などにお湯を溜め(約4L)、クエン酸大さじ2を入れ、よく溶かします。
2シャワーヘッドを1時間ほど漬け置きます。
3終わったら、しっかり水洗いします。細かい汚れはつまようじなどでこそぎ取ります。
-
ポイント
水垢はアルカリ性の性質を持っています。酸性のクエン酸に漬け置くことで、水垢が緩まり汚れが落ちやすくなります。
ナチュラルクリーニングなので手肌・環境にも優しいお掃除方法です。
シャワーヘッドの詳しいやり方やコツはこちら
蛇口の水垢
蛇口にたまった白い水垢汚れはウタマロクリーナー(中性洗剤)を使えば簡単にキレイに。環境に優しいアミノ酸系洗浄洗浄成分が主な原料なので、手荒れの心配も少ないです。
二度拭き不要の手軽さも魅力です。
- 時間:15分
- 頻度:月1そうじ
- 道具:ウタマロクリーナー/サランラップ
やり方
-
1
水垢部分にウタマロクリーナーをスプレーします。
2ラップを丸めクルクルと擦ると汚れが落ちやすいです。
3そのまま拭き取るだけでピカピカになります。
-
ポイント
頑固な汚れの場合は、スプレーして5分ほど置いてサランラップで擦ると、落ちやすくなります。
それでも落ちない頑固な水垢は、上記のクエン酸パックをするとよいです。
蛇口の水垢掃除の詳しいやり方やコツはこちら
仕上げに防カビくん
お風呂の汚れやカビ取りが出来たら、防カビくんを使ってお風呂のカビの繁殖を防ぎます。
使い方は水を入れて置くだけなのでとても簡単です。
シャンプーやボディソープなどの小物も置いたままでも出来るさも魅力です。
銀イオンの煙で防カビするので、天井やお風呂の隅など、手が届きにくい場所もしっかり防カビしてくれます。
2ヶ月に1度行えば、黒カビが生えない綺麗なお風呂に。
カビ取り前でも行えるので、気軽に試せるうれしいアイテムです。
今回使った掃除道具
お風呂掃除で使ったアイテムは重曹やクエン酸、オキシクリーン(酸素系漂白剤)といったナチュラルなアイテムばかりりなので安心です。お風呂掃除以外でも使える優れものばかりです。是非ご参考ください。